朝鮮労働党大会2

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パナマ文書は本日公開されます。パナマ文書の公開後、ある程度の情報が出揃ってからになりますが、”I think so”反日企業?リスト(カテゴリ表)でも作ってみます。ある程度影響力のある企業(現存している企業のみ)を対象で、個人の興味本位で纏めるだけのものなので、資料価値があるかは不明です(笑)時期の目安としては来週中あたりの予定です。

今回は引き続き、朝鮮労働党大会の件です。

昨日は余命ブログのコピペばっかの記事でしたが、余命一派殲滅大作戦については触れておく必要があったので、あのような形で取り上げました。次なる手があるかは不明ですが、大作戦と謳ってる以上、決して油断はしてはいけないと思います。当ブログの方針とし...

実は前回の内容が全てであり、今回については正直中身がない(笑)報道規制されているのもあるとは思いますが、既定路線の内容なわけで、改めて解説する必要があるかは疑問です。まぁ、中韓発のメディアの報道には無理があるのも事実ですが、妄言的なコメントでもw

北朝鮮党大会、金正恩第1書記による事業総括報告の要旨

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が6~7日、第7回朝鮮労働党大会の党中央委員会事業総括報告として行った演説の骨子は以下の通り。

●核問題

・北朝鮮は責任ある核保有国であり、侵略的な敵対勢力が核で我が方の自主権を侵害しない限り、先に核兵器を使用せず、核拡散防止義務を誠実に履行して世界の非核化を実現するために努力する。

・(経済建設と核兵器開発の)並進路線は一時的な対応策ではなく、恒久的に堅持すべき戦略的路線だ。

・自衛的な核武力を質・量的にさらに強化していく。

・米国によって強要されている核戦争の危険を、威力ある核抑止力により根源的に終息させる。

●ミサイル

・実用衛星をより多く製作して打ち上げるべきだ。

●南北関係

・祖国の自主的統一を達成するうえで差し迫って提起される問題は北南関係を根本的に改善することだ。

・北南は軍事的緊張状態を緩和させ、すべての問題を対話と協議の方法で解決していくべきだ。

・北南は軍事境界線と黄海から軍事的緊張と衝突の危険を減らすための実質的な措置を講じ、軍事的信頼の雰囲気が作り出されるのに応じてその範囲を拡大すべきだ。

●その他対外関係

・日本は朝鮮半島に対する再侵略野望を捨て、我が民族に対してはたらいた過去の罪悪について反省して謝罪すべきであり、朝鮮の統一を妨害してはならない。

・米国は対北朝鮮制裁、圧殺策動を中止すべきであり、朝鮮半島問題から手を引くべきだ。

・過去に敵対関係にあったとしても、北朝鮮の自主権を尊重して友好的に接する諸国とは関係を改善して正常化していく。

●経済

・2016年から20年までの国家経済発展5カ年戦略を徹底して遂行すべきだ。

・経済部門はまだ相応の高みに達することができずにおり、人民経済各部門の均衡がきちんと保障されず、国の経済発展に支障を来している。

・対外経済関係を拡大し発展させるべきだ。

・社会主義企業責任管理制を正しく実施すべきだ。

・現在建設中の発電所の操業期日を繰り上げ、原子力発電所の建設を同時に推進すべきだ。

・国の資源を総合的かつ有効に利用し、原油をはじめとする重要資源を積極的に開発すべきだ。

(労働新聞の記事に基づくラヂオプレス報道による)

報道を整理すれば、北朝鮮の核保有を認め、自主権を尊重するなら、対話に応じるといったメッセージを打ち出しています。ここで重要なのは、旧瀋陽軍区と北朝鮮は一体化しているという背景が重要で、旧瀋陽軍区&北朝鮮の視点は、西南朝鮮にあるわけです。アメリカや日本への要望は、朝鮮半島問題から手を引く(朝鮮の統一を邪魔するな)というところです。そして、北朝鮮的に経済発展を重要視しており、核保有を認めて自主権を尊重という条件付きではありますが、関係改善や協調などで正常化したいという意思もあるとは思います。基地外のふりと真性の基地外の差はこういったところもあるでしょうね(笑)北朝鮮の助かる道を考えた場合、核保有を認めて自主権を尊重といった道しかないわけです。

そして障壁となっているのが、前回の記事で引用させていただいた赤峰和彦氏の記事の内容になりますが、核保有国が北朝鮮の核を問題視するのは、核保有国の持つ既得権益が脅かされるといった事に繋がるわけです。

かといって、西北南朝鮮の全てが信用出来ないというのは言うまでもないわけですが、基本的に敵は減らすことが重要になります。どっちみちお荷物でしかないのですが、西北南朝鮮でどれを残すかといえば、消去法的に考えた場合、北朝鮮を残すのが一番マシと思います。世界的に一番脅威なのは西朝鮮なのは言うまでもない。個人的に重要と考えてますが、中国包囲網の最後のパーツはロシアと北朝鮮なわけで、敵の殲滅の優先順位の問題に過ぎない。ロシアは中国包囲網の重要なパーツという視点は重要だったりします。

ここで米大統領候補のドナルド・トランプ氏について触れる必要が出てきます。

トランプ氏の外交政策、ロシアで好評

(CNN) 米大統領選に向けた共和党の候補指名争いで先頭を走る実業家のドナルド・トランプ氏が27日、外交政策に関する演説を行ったことを受け、ロシアではこれを好意的に受け止める反応が広がっている。

トランプ氏は今回の演説で、米ロ関係改善の可能性について希望を表明。「米国の強い立場から交渉する場合に限られるが、ロシアとの緊張緩和や関係改善は可能だ」と述べていた。ただ、ロシアの要求が厳しすぎる場合は交渉の席を離れる意向だとしている。

こうしたメッセージはモスクワで暖かく受け止められた。トランプ氏には対ロ関係で突破口を開く意欲があるとする意見のほか、「何よりトランプ氏はポジティブで、プーチン大統領について好意的な言い方をしている」との声もあった。

トランプ氏に対しては、プーチン大統領や他のロシアの政治家も好意的な発言をしている。プーチン大統領は最近、トランプ氏について「優秀な人物で、才能を持っていることは疑いの余地がない」と称賛。一方、トランプ氏も「私を天才、真のリーダーと呼んでくれるのでプーチン氏は好きだ」と応じていた。

トランプ氏は色物候補として見られており、どっかのタイミングで失脚するといった見方をされていたことから、その流れになる可能性が高いとは思ってましたが、有力な対抗馬であったテッド・クルーズ氏も微妙であることから、トランプ氏が共和党候補になるという流れになったことで、米大統領選の結果はさておき、トランプ氏の発言は重要になると思います。今のアメリカのメッセージ的に、モンロー主義(Wikipedia)要素もあり、自国の脅威にならない限りは関与しないという方針で、余命ブログの「世界戦略が金で動いている以上、どちらになっても米軍縮小は避けられない。在韓米軍の撤退から、在日米軍の縮小は既定の方針である」の流れになると予想されます。ロシア次第ではありますが、アメリカの国益に抵触しなければ、ロシアとの緊張緩和や関係改善といった方向になる可能性は否定出来ません。

そして南朝鮮についても触れておきます。

韓国メディア、トランプ氏に反発「明白な脅迫」

米大統領選で共和党候補の指名獲得を確実にした実業家トランプ氏が日本や韓国に対し、核武装を容認する姿勢を示したり、米軍撤退をちらつかせ駐留経費の負担増を求めたりしたことに、韓国でも警戒感が高まっている。聯合ニュースは6日「同盟国に対する明白な脅迫だ」と反発。同氏陣営に、米韓同盟の重要性を粘り強く説くべきだと強調した。

大手紙、朝鮮日報は6日の社説で「トランプ氏には安全保障の戦略がなく、金勘定ばかり。米軍の海外駐留で得するのは一義的に米国だ」と批判。「米軍が撤退し韓米同盟が崩れれば、われわれは核武装を考慮せざるを得ない(事態に陥る)」とも主張した。

韓国外務省報道官は4月の定例会見で「政府は在韓米軍の安定的な駐留のため、相当の寄与をしてきた」と反論。トランプ氏に近い人物に接触し、韓国の外交政策に理解を求める努力を続けていると説明した。(共同)

「世界戦略が金で動いている以上、どちらになっても米軍縮小は避けられない。在韓米軍の撤退から、在日米軍の縮小は既定の方針である」の通り、決して脅しでもなく、日本にも当てはまりますが、自国を守るためには相応の対価を払うか、自己防衛の選択をするべきで、そのための協力は吝かではないといったメッセージなんだと思います。過激のように見えるけど、米軍縮小を考えた場合、ただ乗りは許さないというメッセージを出したことに意味はあるのと、日本にとってもこのメッセージに乗っかった方が国益になると思います。

朝鮮労働党大会を読み解くためには、トランプ旋風も考える必要はあるわけで、これらを考えたら別の景色が見えるわけで、今までの概念に囚われず、あらゆる可能性を考慮して外交戦略を考える必要があると思います。