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都議選と共謀罪と外患罪

まずは小池都知事の現状の評価です。

豊洲市場やオリンピックの一連の件について、今までの計画が妥当なものであるかというのを検証することが目的であって、その結果、計画には大きな問題はないというのが現状の結論かと思います。都民のための説明責任の一環としては問題はないプロセスと考えます。一見無駄に見えるかもしれませんが、こういった仕事も必要だと思います。今後は自民都連の利権の温床に触れながらの展開になると思います。都議選で主導権を握るために必要な部分でもありますし、政治力に尽きると思います。

都議選の前提について以前の記事から引用します。

衆院補欠選挙と小池新党と高江

一応、小池新党についても取り上げておきます。基本的には小池都知事に関する動きについては、地方議会のお掃除というのが目的でしょう。福岡の衆院の補欠選挙の構図も、県連とそれ以外であって、都知事選挙と近い部分はあるかと・・・。小池氏も自民都連と戦ったわけで、官邸と連動していると見ていいと思います。そういった状況で新党を作る必要性もないし、実際に新党を作っても、来年の都議選まで時間的に間に合わないと思います。数人候補を当選させたところで、議会においては議席の数が重要であって、議席のない政党の主張の内容など、そこまでの価値はありません。正しい主張をすればいいという考えというのも、ただの現実逃避に過ぎないのでwwあとは、小池新党を作って都議選を戦って結果が出せなければ、小池都知事がレームダックに陥る可能性は高いわけで、政治的センスがあれば、こういった選択は行わないと思います。あくまで小池氏の政治生命は自身の選択次第と思います。別件での外患罪カードもある状況ですので、都民ファーストに徹してほしいと思います。

記事を2つ紹介。

小池百合子知事が民進党と候補者調整で協議へ 定数少の選挙区で一本化も

東京都の小池百合子知事と民進党が夏の都議選に向けて、選挙協力の協議を始めることで合意していたことが8日、民進関係者への取材で分かった。小池氏は自身が設立した政治塾などから30~40人規模の擁立を目指しており、民進と候補者調整を進める。

都議選は全42選挙区あり、それぞれ定数が1~8。民進は既に、36人の候補予定者に公認を決めているが、千代田や中央など定数1の選挙区のほか、小池氏が衆院議員時代に地盤としてきた豊島など一部は空白区となっている。

関係者によると、小池氏と民進幹部が昨年末に会談し、選挙協力の協議に入ることで合意。民進の馬淵澄夫選対委員長が今後、小池氏側と具体的な調整を進めるとみられる。定数が少ない選挙区で候補者を一本化することなどを想定しているという。

自民都議3人が会派離脱へ=小池知事と連携、午後会見

東京都議会自民党の都議3人が会派を離脱する方針を決めたことが28日、分かった。離脱するのは山内晃(品川区)、大場康宣(世田谷区)、木村基成(小金井市)の3氏。新会派の結成届を川井重勇議長に提出する予定で、3氏は同日午後、記者会見を開く。

関係者によると、3人は小池百合子都知事と連携する見通し。自民党を離党する考えはないという。自民党都連が11月に発表した来夏の都議選の1次公認候補に含まれており、同都連は今後、候補の差し替えを迫られることになる。
都議選をめぐっては、小池氏が自らの政治塾「希望の塾」から候補者を擁立する意向を表明。小池氏は、自民との連携から決別を宣言した都議会公明党との選挙協力に意欲を示している。(2016/12/28-13:00)

あくまで見ているのは自民都連であって、自民党内部の主導権争いが構図にあります。現に小池氏は自民党を離党していないし、小池氏が自前の候補を擁立するとしか言ってません。民進党との協議についても、協議はするとしか言ってないし、実際に選挙協力してダメージを受けるのがどちら側なのかは分かってると思いますよ。結構、小池氏はネットの論調は意識している傾向がありますので(笑)

都議会公明党は自民都連ではなく、小池氏を支持している状況となります。組織票が特に重要な地方議会選挙については、普通に考えると、公明党の協力がなければ選挙になりません。因みに都議選の直近3回の投票率は以下となります。

http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/election/turnout/togikai-turnout/

平成17年7月3日 43.99%
平成21年7月12日 54.49%
平成25年6月23日 43.50%

小池氏の勢いについては、都知事選より低下していることから、地方議会選挙で浮動票の確保の期待は難しい状況です。元々地方議会選挙自体、有権者の関心は低いしね。橋下氏の維新は大阪という地域柄もあって、勢いがあったというのも実情で、これがそのまま小池氏に当てはまるとは限りません。

ここで新潮の記事を紹介。

小池百合子都知事、闇金業者にパーティ券購入を持ちかけていた 政治収支報告書には未記載

上記の記事は自民都連関係のリークの可能性も疑われますが、重要なポイントとして、自民党本部の動きとなります。自民党本部として一番避けたいのは、大阪のように自民党が野党に転落する事態と思います。自民党が都議選で勝つためには、自民都連のイメージを潰す必要が出てきます。そういう意味では、小池氏と自民党本部としては利害関係が一致するというのもポイントかもしれませんね。

自民党の2Fのコメント。

自民・二階幹事長、小池新党なら「徹底抗戦」

自民党の二階俊博幹事長は9日、日本経済新聞のインタビューで、安倍晋三首相(党総裁)が来年秋の任期満了に伴う党総裁選で3選をめざし出馬すれば、全面支持する考えを示した。小池百合子東京都知事が夏の都議選に向け新党を結成した場合は「党をあげて徹底的にやる」と対決姿勢を強調。20日召集の通常国会で「共謀罪」創設の法案を成立させたい考えも示した。

普通に読むと、小池新党を作れば徹底抗戦としか取れませんが、小池氏が自民党に所属している以上、離党はしない限りはその限りではないとも受け取れるわけです。自民党を離党して抗戦しないというのは普通にあり得ないし当然のことを言ってるだけの話です。

あとは安倍首相と小池氏の面会は以下の通り。

安倍晋三首相が小池百合子都知事と面会 都議選や五輪で意見交換

安倍晋三首相は10日、東京都の小池百合子知事と官邸で面会し、小池氏が主催する政治塾からの候補者擁立が注目される今夏の都議選に関し意見交換した。2020年東京五輪・パラリンピックでの成功に向け連携していく方針も確認した。

小池氏は面会後、記者団に「東京大改革を進めるためには、議会とも改革を進めるという方向性を共有していきたい。東京は国際金融都市として都市間競争に打ち勝っていかなければならないので、議会にもそういったことを理解いただける方を多数いただきたいという話をした。(首相は)納得していた」と明かした。

五輪については「オールジャパンで連携し、成功に導くように協力を確認した」と語った。会場費用負担問題については「実務的な話はしていない」と述べるにとどめた。

安倍首相と都議選の話をして、民進党と選挙協力などの構図になる可能性は殆どないし、疫病神を抱えたくもないだろうwここでポイントとなるのが、公明党が小池氏と協力姿勢にあり、自民都連から距離を置いてるという状況にあると思います。

そこで出てくるのが共謀罪になるわけですね。都議選と共謀罪は公明党に対しての一種の踏み絵という構図となります。ここは余命ブログを紹介します。

公明党について。余命ブログより引用。

1461 2017/1/9 アラカルト②

.....総理官邸としては、20日の国会での共謀罪をえさにしての反日勢力あぶり出しと、余命の入管通報、外患罪告発に対する検察の動向を見極めての対応となるだろう。
地検はともかく高検まで汚染ということであれば指揮権を発動する可能性が高い。
共謀罪が提出となれば、公明党との連立解消が焦点となる。連立が解消されれば標的が完全に一体化するから治安当局は動きやすいだろう。長年、この連立が「日本再生のネック」となっていただけに安倍総理の「日本を取り戻す」作戦は加速しそうだな。

入管通報や外患罪の告発の検察の動向、国会議員は国会会期中は逮捕出来ないのもありますので、普通に考えた場合、指揮権の発動については、会期後の6/20以降になると思われます。都議選は7月となりますので、本格的に動くのはそれ以降の可能性が高いかもしれません。そういう意味では、共謀罪については、炙り出し目的の議論の方向性となりますが、今国会で提出されない可能性の方が高いかもです。臨時国会も悪くはないです。

共謀罪の背景としては、国際組織犯罪防止条約に関する国内法に関する内容となるので、以下の内容を規定出来れば、どのような法案であっても問題はないと思います。

国際組織犯罪防止条約

(2)この条約は,重大な犯罪の実行についての合意,犯罪収益の資金洗浄を犯罪化すること,条約の対象となる犯罪に関する犯罪人引渡手続を迅速に行うよう努めること,また,捜査,訴追,及び司法手続において最大限の法律上の援助を相互に与えることなどを規定しています。

あとは、官邸と維新の関係も触れる必要があります。

維新と官邸、年始から蜜月演出 松井一郎代表、菅義偉官房長官と会談

日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は6日、首相官邸で菅義偉官房長官と会談した。両氏は先月24日に安倍晋三首相らを交えて会食したばかり。新年早々の再会は、安倍政権との蜜月関係を演出して党勢拡大を図りたい松井氏の思惑と、国会運営などで連携を強化したい菅氏の狙いが重なったようだ。

松井氏「大阪には世界遺産が一つもない。ぜひお願いしたい」

菅氏「大阪に世界遺産もあったほうがいい」

松井氏の訪問は、平成31年の世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群(堺市など)の国内推薦候補選定への協力を求めるのが目的。なごやかに進んだ会談で松井氏は、維新の悲願だったカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法成立への謝意を示すことも忘れなかった。

元祖「第三極」を自負する維新にとって、今年は東京進出の足がかりとしたい都議選など、党の浮沈をかけた関門が待ち受ける。

ただ、都議選では小池百合子都知事が自身の主宰する政治塾から30人超の候補者擁立に踏み切る構えだ。維新は小池氏と都議会自民党との対立を奇貨とし、首相官邸との協力関係もアピールして都議選での躍進を狙う。

一方、官邸側にとっても、維新は安定的な政権運営のために不可欠な存在になりつつある。昨年の臨時国会では、与党と維新が法案採決で足並みをそろえる場面が目立った。今年の通常国会では、天皇陛下の譲位に向けた法整備など重要案件が多いだけに、維新の協力を確実にしたいところだ。(松本学)

衆参両院で自民党の単独過半数の議席を確保している以上、強行突破も可能なわけで、公明党切り捨ての準備は整ってる状況です。ここで維新を抱え込めば盤石となるわけで、公明党に対して、都議選と共謀罪の踏み絵を突きつけることになるわけです。自民との連携から決別を宣言した都議会公明党といった状況なので、連立解消の舞台は整っております。そこに外患罪が控えてるのが現状となります。という状況なので、結論としてはトランキーロになるわけです。どのプランで動くかについては相手の反応次第ですが、手詰まり感はないというのが現状と思います。